トランプ米大統領は10日、イタリアに医療用品の提供や人道援助などを実施し、同国の新型コロナウイルスとの闘いを支援するよう、米政権幹部らに指示した。 トランプ氏は、複数の閣僚らに宛てたメモで、イタリア駐留米軍を利用して遠隔医療サービスや仮設病院の設置、物資輸送など、様々な同国向け支援策を指示。メモの中で「米国にとって最も緊密で古くからの同盟国の1つであるイタリアは、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックに見舞われている。すでに1万8000人以上が死亡し、イタリアの医療制度は崩壊寸前にあり、同国経済は深刻なリセッション(景気後退)に陥る恐れがある」と述べた。 イタリアは、新型コロナ感染症による死者数が世界最多となっている。米国の死者は2番目に多い。 トランプ氏は商務長官に対し、米国の新型コロナ対応に必要な物資を除き、イタリアの当局や医療機関が要請した製品を販売するよう米企業に奨励することを指示した。 メモではまた、国務長官、国際開発庁トップ、米輸出入銀行総裁が「利用可能な権限を用いて、イタリア経済の回復を支援する可能性がある」としている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている? ・気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること ・イタリア、新型コロナウイルス死者・新規感染がペース再加速 ・新型コロナウイルス、男性の死亡リスクが高い理由 ・TBSとテレビ東京、新型コロナウイルス対策で「全収録中止」 芸能界にも感染者で大英断  ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月14日号(4月7日発売)は「ルポ五輪延期」特集。IOC、日本政府、東京都の「権謀術数と打算」を追う。PLUS 陸上サニブラウンの本音/デーブ・スペクター五輪斬り/「五輪特需景気」消滅?