トランプ米政権高官は15日、世界保健機関(WHO)に今年拠出する予定だった約4億ドルを別の国際支援機関に振り向ける可能性があると述べた。 トランプ大統領は14日、新型コロナウイルスへのWHOの対応を巡り、WHOへの資金拠出を少なくとも一時的に停止するよう政権に指示したことを明らかにした。 米政府は今年に入りすでに義務的拠出金の半額に相当する約5800万ドルをWHOに拠出しているが、高官は「2回目の拠出を停止する」とし、赤十字社など別の支援機関に資金を振り向けることは「非常に容易」との見方を示した。 WHOへの任意拠出に関しては、米国はこれまで年間で数億ドルを拠出しているが、米国の今年の任意拠出額は現時点で不明。 高官は、WHO拠出金の他機関への振り向けを米議会が止めることはできないとしたが、民主党のペロシ下院議長はWHOへの資金拠出停止について「危険かつ違法であり、速やかに異議申し立てを行う」とした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・日本・台湾・香港の「コロナ成績表」──感染爆発が起きていないのはなぜ? ・アメリカが期待した「クロロキン」、ブラジルで被験者死亡で臨床試験中止 ・「社会的距離の確保、2022年まで必要な可能性」米ハーバード大学が指摘 ・気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること  ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。