韓国統計局の17日発表によると、3月の国内失業率は小幅上昇にとどまった。一方、労働参加率は2009年の金融危機以来の大幅な落ち込みを記録し、新型コロナウイルス感染拡大を背景に、労働力人口が縮小していることが示された。 3月の労働参加率は62.2%と前年同期から0.9%低下し、2009年4月以来の大幅な低下となった。 失業率は3.8%。前月の3.3%からは上昇したが季節的な変動範囲内に収まった。 新規雇用は2660万件で、前年同期を19万5000件下回った。前年比割れは2010年以来。 ユージーン・インベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリスト、Lee Sang-jae氏は「輸出状況の悪化が見込まれるため、労働人口は4月にさらに縮小する可能性がある」と指摘した。 輸出の落ち込みで今年の韓国経済はマイナス成長になると予想されている。一方、景気低迷の影響を受ける建設や小売りセクターの低賃金職の数は増加が見込まれている。[ソウル ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・政府の新型コロナウイルス対策正念場 緊急事態宣言を全国に拡大、一律10万円現金給付へ ・トランプ「新型コロナウイルス、武漢の研究所から流出したものか調査中」 ・韓国、新型コロナ自宅隔離者の無断外出が続出 犯罪者のような電子リストバンド装着へ ・イタリア、新型コロナウイルス新規感染者は鈍化 死者なお高水準   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。