英国政府の新型コロナウイルスへの対応を巡り、同国の専門家は17日、対応の一部に遅れがあったとして、新型コロナによる国内での死者は4万人に達する恐れがあるという見方を示した。 ロンドン大学のアンソニー・コステロ教授(国際衛生学)は委員会の会合で「一部の点で政府の対応が遅すぎたという現実を受け入れねばならない。死者は最終的に4万人に達する恐れがある」と語った。 今後は検査体制などの強化が求められるほか、国民の多数が感染することで免疫をつけさせる「集団免疫」について、目安となる6割の達成までさらに5波もしくは6波の感染が必要になる可能性があり、ワクチンの開発が急務だとした。 保健当局によると、新型コロナ感染症による死者は16日夕時点で1万4576人と、前日から847人増加した。またこれまでに34万1551人が検査を受け、計10万8692人の陽性が確認された。[ロンドン ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける? ・中国・武漢市、新型コロナウイルス死者数を大幅修正 50%増の3869人へ ・イタリア、新型コロナウイルス新規感染者は鈍化 死者なお高水準 ・新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(17日現在)   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。