スペインでは19日、新型コロナウイルスによる1日の新たな死者数が410人となり、3月22日以降で最低を記録した。 4月2日には1日の死者は950人と最高を記録したが、3月中旬からウイルス感染拡大防止のために導入したロックダウン(都市封鎖)により、感染拡大ペースに減速の兆しがみられる。 保健省によると、19日時点でこれまでに死亡した人は2万0453人で、米国、イタリアに次ぎ世界で3番目に多い。感染者数は、前日の19万1726人から19万5944人に増加した。医療従事者の感染は全体の15.6%を占める。 サンチェス首相は18日、全土で行っているロックダウンを5月9日まで延長することを来週議会に要請すると明らかにした。ただ、制限措置は今までよりも柔軟に適用すると説明した。 スペインでは既に一部のセクターで経済活動が再開されているが、大半の人は依然、食料など生活必需品の買い物以外は外出が禁止されている。 一方、4月27日以降、児童は一定時間外出が許可される。イラ保健相は詳細を21日の閣議で議論すると述べた。また、屋外での運動や高齢者の散歩の許可なども検討する方針という。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナウイルス、なぜ再び陽性になる? 韓国で進む研究と新たな疑問 ・イタリア、新型コロナウイルス死者増加が小幅加速 全土封鎖の成果いまだ出ず ・国連「アフリカ、新型コロナウイルスで30万人死亡・2900万人が極度貧困の恐れ」 ・新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。