香港警察は18日、昨年の大規模デモを巡り「違法な集会」を組織し参加した容疑で、ベテランの政治家やメディア界の著名実業家、大物弁護士ら民主派活動家15人を逮捕した。 メディアや政界筋によると、逮捕者には民主党創設者の李柱銘(マーティン・リー)氏(81)、メディア界の著名実業家である黎智英(ジミー・ライ)氏(71)、元立法会(議会)議員で弁護士の呉靄儀(マーガレット・ン)氏(72)が含まれている。全体的にみると、逮捕された議員では現職が1人、元職が9人となっている。 逮捕者の一部は、その後保釈された。逮捕者はいずれも5月18日に出廷する予定。警察当局は逮捕者が増える可能性があるとしている。 18日午後に保釈された李柱銘氏は、自身の行動を後悔していないと表明。「香港の優秀な若者とともに民主の道を歩く機会があったことを誇りに思う」と述べた。 香港公安当局の報道官は、地位や経歴にかかわらず「香港では誰もが法の前では平等だ」と述べた。 昨年6月に始まった香港の反政府デモを巡っては、当局はこれまでにデモへの関与で7800人超を逮捕。多くは暴動に関する容疑となっている。[香港 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。