南カリフォルニア大学(USC)は、カリフォルニア州ロサンゼルス郡の一部の住民を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を行った。ウイルスに感染している人の割合は約4.1%に上り、実際に感染している人は、確認されている感染者の40倍に及んでいる可能性があることが示された。 住民863人を対象に実施した検査の結果を基に算出した致死率は、これまで想定されていた水準よりも低かった。ただ、無症状の人が感染を広めている可能性があることが示された。 調査を主導したUSCのNeeraj Sood教授は「症状が出た人のみを検査しているほか、実施できる検査に限りがあることから、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の地域における感染実態をまだ把握できていない」と指摘した。 ロイターの集計によると、ロサンゼルス郡では20日、少なくとも17人の死亡が確認された。死者は合計600人となった。感染者は1万2300人に達した。同郡の人口は約800万人。[ロサンゼルス ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ抗議デモ拡大、トランプが反抗をけしかけ「ミシガンを解放せよ」 ・シャープ、三重工場製マスク個人向けに販売開始 21日から50枚入りで2980円 ・英オックスフォード大チームが新型コロナワクチン生産へ「9月までに100万回分のワクチン準備」 ・夏には感染は終息する、と考えていいのか?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。