メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は21日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大が強まっていることを受け、政府が定めた新型コロナ感染段階のうち最も深刻な状態を示す「フェーズ3」に突入したと発表した。 メキシコでの新型コロナ感染による死者は712人、感染者は8772人。20日に報告された新たな感染者は511人だった。 ただメキシコでは検査能力が限られているため、保健省当局者は実際の感染者数がはるかに多いと想定。ガテル次官は16日、政府が推計した感染者数は全国で5万5951人に上ると発表した。 ガテル次官はこの日、フェーズ3は公共の場での人々の移動を一段と制限することを焦点としており、国民が政府のソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)措置に従い、国内の医療システム崩壊を防ぐことが重要だと述べた。[メキシコ市 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「ストックホルムは5月には集団免疫を獲得できる」スウェーデンの専門家の見解 ・日本がコロナ死亡者を過小申告している可能性はあるのか? ・アメリカの無関心が招いた中国のWHO支配 ・シンガポール、新型コロナ感染1日で1426人と急増 寮住まいの外国人労働者間で拡大   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。