世界保健機関(WHO)は21日、新型コロナウイルスの発生源が中国の動物であると全ての入手可能な証拠が示唆しており、研究所で作られていないとの認識を示した。 トランプ米大統領は先週、新型コロナの発生源が中国湖北省・武漢市の研究所だったかどうかを調査していると明らかにした。 WHOのファデラ・シャイーブ報道官は「ウイルスの発生源が動物である公算が大きい」と述べた。ウイルスがコウモリを宿主にしていた公算が極めて大きいものの、どのように種を越えて人に感染したかは不明で、中間宿主を介したことは「確か」とした。 ウイルスが研究所から流出した可能性を巡る質問には応じなかった。 中国科学院の武漢ウイルス研究所はウイルスの製造もしくは流出に関する憶測を否定している。 WHOへの資金拠出を停止するトランプ大統領の決定による影響については、「状況を見極めており、不足資金の穴埋めに向けて他の加盟国と連携する」と述べた。[ジュネーブ ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「ストックホルムは5月には集団免疫を獲得できる」スウェーデンの専門家の見解 ・日本がコロナ死亡者を過小申告している可能性はあるのか? ・アメリカの無関心が招いた中国のWHO支配 ・シンガポール、新型コロナ感染1日で1426人と急増 寮住まいの外国人労働者間で拡大   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。