英政府は23日、国内におけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染状況を把握するため、今後数週間にわたって2万世帯を対象にウイルス検査を実施すると明らかにした。 ハンコック保健相は、一般の人の感染率や抗体についての理解を深めることは、新型コロナ対策で不可欠だと説明した。 保健省によると、国家統計局およびオックスフォード大学と協力して検査を進める。最初の結果は5月上旬に出る。 国内2万世帯の参加者は、最初の5週間、鼻と咽頭スワブをそれぞれ使って1週間ごとに検体を採取し、提出する。その後1年、1カ月ごとに検体を提出する。参加者は今後1年で30万世帯に増やすという。 また、約1000世帯の大人の血液を採取し、感染後に抗体ができたかどうかを調べる。 英国では、新型コロナの病院での死者が1万8000人以上に達している。感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)は5週目に入っている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「新型コロナウイルス第2波、今冬に米国を襲う より大きな影響も」米CDC局長 ・金正恩重体説に飛びつく期待と幻想 ・米ジョージア州が「ロックダウン破り」、濃厚接触でも営業再開を待ちきれず ・日本がコロナ死亡者を過小申告している可能性はあるのか?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。