米ニューヨーク州のクオモ知事は22日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、隣接するニュージャージ、コネチカット両州と連携し、感染者との接触を追跡するプログラムを展開すると発表した。 ブルームバーグ前ニューヨーク市長が同プログラムを主導し、1000万ドル超の資金を寄与するという。 ニューヨーク州の新型コロナ感染者による入院者数が減少傾向を示す中、クオモ知事はここ数日、経済活動再開に向けた大規模な検査や追跡調査を巡る課題に軸足をシフトさせている。 知事はニューヨーク州の経済を無謀かつ性急に再開する時ではないと強調し、急激に人との接触を増やせば、入院者数が数日で増加する恐れがあると警鐘を鳴らした。 「ニューヨーク州南部は比較的良い状況にある」とし、新型コロナ感染に関する「曲線は下降しているが、それがどの程度長く続くかが焦点だ」と述べた。 クオモ知事によると、新型コロナによる入院者数は9日連続で減少し、1万6000人を下回った。 21日時点の死者数は474人と、前日の481人から減少し、今月1日以来の低水準となった。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「新型コロナウイルス第2波、今冬に米国を襲う より大きな影響も」米CDC局長 ・金正恩重体説に飛びつく期待と幻想 ・米ジョージア州が「ロックダウン破り」、濃厚接触でも営業再開を待ちきれず ・日本がコロナ死亡者を過小申告している可能性はあるのか?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。