英製薬大手アストラゼネカは23日、糖尿病治療薬「フォシーガ」で心臓や腎臓の既往症のある新型コロナウイルス感染症患者を治療する臨床試験を行うと発表した。同社の承認済み薬の臨床試験で2例目になる。 米セントルーク・ミッドアメリカ・ハートインスティチュートと提携し、欧米の患者約900人を対象に行う。重度の合併症や臓器不全による死亡リスクを低減できるかを評価する。 規制当局の承認に向けて臨床試験データを公表できると見込む時期については、具体的に明らかにしなかった。 フォシーガのライバル薬には、米ジョンソン・エンド・ジョンソンの「インボカナ」や、米イーライリリーとドイツのベーリンガー・インゲルハイムの「ジャディアンス」がある。 アストラゼネカはこれまでに、抗がん剤「カルケンス」で新型コロナ患者を治療する臨床試験を発表している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・日本はコロナ危機ではなく人災だ ・「既存の新型コロナウイルス抗体検査は信頼できない」ロシュCEO ・長崎港のクルーズ船「コスタ・アトランチカ」新たに14人の新型コロナウイルス感染 計48人に ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。