イタリアのコンテ首相は26日、新型コロナウイルス感染防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置を段階的に解除するための指針を発表した。製造業や建設業などは5月4日から活動を再開し、その後小売り店や飲食店なども順次再開する。 感染の再拡大を引き起こすことなく経済活動を再開させることを目指す。 コンテ首相は、3月上旬から休止状態となっている経済活動の再開について「非常に複雑な挑戦になる」と指摘。「ウイルスと共に生活することになり、可能な限りの予防対策を取る必要がある」と強調した。 製造業者、建設業者、一部の卸売業者は5月4日から活動を再開し、2週間後には小売業も再開する。飲食店の再開は6月になるが、テイクアウトのサービスはそれよりも前から始めることが可能。 公園も再開し、人数を制限した上で家族間の行き来が可能になる。ただ、地域間の人の往来は原則禁止のまま。学校は新たな学期が始まる9月まで休校となる。 新型コロナによる国内の死者は2万6000人を超え、感染者は約20万人に達している。ただ、新規感染者と集中治療室で治療を受ける人の数は減少傾向にある。[ミラノ ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院 ・新型コロナウイルスが蝕む孫正義の夢 10兆円の巨大投資ファンド、投資先の大半に問題抱える ・「マスク品切れ」いつまで経っても解消されないのは何故? 多くの人に届ける方策とは ・夏には感染は終息する、と考えていいのか? ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。