イランのロウハニ大統領は26日、国内で新型コロナウイルス感染が見られない状況が継続している一部地域について、モスク(イスラム教礼拝所)の再開を計画していると明らかにした。 中東で最も被害が深刻な国の一つであるイランは、徐々に規制を緩和している。 大統領府のウェブサイトによると、大統領は、感染者と死者数に応じて国内の地域を白、黄色、赤に色分けし、色別に活動を規制する方針。白の地域は感染者も死者も出ていない状況が継続している地域で、モスク及び金曜礼拝の再開が可能となるという。ただ、色分けは変更される可能性があるとし、色分け措置の発効時期は明らかにしなかった。 ハリルチ保健次官は26日、国営テレビとのインタビューで、現時点で白への区分が検討される可能性があるのは116地域、黄色は134地域と述べた。 イランは、1日当たりの新型コロナによる死者数は4月14日以降100人を下回っていることから規制を緩和。ここ1週間は、店舗やバザール、公園に人が戻っている。 保健省報道官が国営テレビに明らかにしたところによると、過去24時間の死者は60人、累計では5710人。確認された感染者は累計9万0481人。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院 ・新型コロナウイルスが蝕む孫正義の夢 10兆円の巨大投資ファンド、投資先の大半に問題抱える ・「マスク品切れ」いつまで経っても解消されないのは何故? 多くの人に届ける方策とは ・夏には感染は終息する、と考えていいのか? ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。