フランス保健省は26日、新型コロナウイルス感染症による死者が242人増え、計2万2856人になったと発表した。増加ペースは鈍化傾向がここ2週間続いており、政府は5月11日のロックダウン(都市封鎖)緩和に向けて準備を進めている。 集中治療室(ICU)から出た患者数はICUに入った患者数を上回った。 新型コロナ感染拡大を抑止するためのロックダウンは3月17日から続いており、マクロン大統領は5月11日に学校などを対象に封鎖措置を一部解除したい考え。ただ、封鎖緩和の細部はまだ決まっていない。 ルメール経済・財務相は23日、5月11日に全ての小売店の営業再開が望ましいと表明。同時にコロナ感染が深刻な地域については引き続き制限が必要になると述べた。 フィリップ首相は28日に封鎖解除の計画を議会に示す見通し。議会はその後、同計画について採決を実施する。首相は26日にツイッターへの投稿で、解除計画では、公衆衛生、学校、企業、公共交通機関、公共の場での集会が主要な分野になると明らかにした。[パリ ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院 ・新型コロナウイルスが蝕む孫正義の夢 10兆円の巨大投資ファンド、投資先の大半に問題抱える ・「マスク品切れ」いつまで経っても解消されないのは何故? 多くの人に届ける方策とは ・夏には感染は終息する、と考えていいのか? ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。