中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は26日、新型コロナウイルスの世界的大流行の震源地とされる中国湖北省武漢市で、同感染症の入院患者が全員退院し、ゼロになったと発表した。米報道官は記者会見で「26日までに武漢では新規患者がゼロになった。武漢と全国の医療従事者による協力のおかげだ」と述べた。武漢でこれまでに確認された感染者は4万6452人と、中国全体の56%を占めた。死者は3869人で、全体の84%を占めた。武漢や湖北省は1月下旬から道路や鉄道、空路などが封鎖され、住民は2カ月以上にわたり自由な移動が制限された。武漢はこうした制限を緩和した後も、住民への検査を日常的に行っている。その後、ロシアからの入国者がウイルスを持ち込むケースが相次いだ北東部の黒竜江省に焦点が移っている。国家衛生健康委員会によると、25日時点で本土で確認された新規感染者は11人で、前日の12人から減少した。死者はゼロだった。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・米、新型コロナウイルス死者5万人突破 朝鮮戦争での戦死者数を上回る ・新型コロナウイルスは日光・高温・多湿で威力弱まる=米政府研究 ・夏には感染は終息する、と考えていいのか? ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。