米ニューヨーク市のデブラジオ市長は27日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置が続く中、市内の一部車道を通行止めとし、歩行者に開放するほか、一時的な自転車用レーンを設置すると発表した。 夏が近づくにつれ、狭いアパートから外に出ようとする市民が増え、外出時にソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を維持することが困難になることが懸念されている。 デブラジオ市長は「今後1カ月かけ、64キロ分の車道を開放し、危機が長引けば、最長160キロまで拡張する」と述べた。人が集まりやすい公園周辺の道路を中心に開放する方針としたが、詳細には踏み込まなかった。 市議会のメンバーは当初、市民の移動制限措置が実施されている間、車道の1レーンを少なくとも歩行者や自転車に開放する計画を提案していたが、歩行者の安全などを巡り市警察などから懸念の声が上がったことで計画が修正された。 米国ではサンフランシスコやデンバー、欧州ではイタリア・ミラノ、ドイツ・ベルリンなどで、車道を通行止めにし、歩道や自転車レーンを拡張する措置が実施されている。[ニューヨーク ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院 ・優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」に転じた理由 ・アメリカで相次ぐ病院閉鎖、コロナ患者は儲からない ・1月から中国をサイバー攻撃し、コロナの情報収集をしていた国   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。