中国当局は27日、新型コロナウイルスの検査について、症状のある人や感染地域に関わる人など、高リスク層への検査に注力すると述べ、当面は大規模検査を行わない考えを示唆した。 中国医学科学院病原生物学研究所の金奇所長は、現在の検査体制は感染予防の観点から妥当だとした上で、検査対象は現時点でほとんどが高リスク層だと指摘。また人口密度が高い職場環境に復帰する人については、今後できるだけ検査が受けられるようにすると述べた。 中国は最近、感染者の迅速な特定と隔離に向け、一段と広範な検査を行う意向を表明。同時に検査精度の向上や検査施設の拡大が必要と認めた。 中国の衛生当局によると、本土における感染者の累計は8万2830人。死者の累計は26日時点で4633人。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院 ・優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」に転じた理由 ・アメリカで相次ぐ病院閉鎖、コロナ患者は儲からない ・1月から中国をサイバー攻撃し、コロナの情報収集をしていた国   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。