北朝鮮の経済代表団が今週にも北京を訪問し、食料供給や通商問題について協議すると、匿名の関係者2人がロイターに明らかにした。北朝鮮では新型コロナウイルス流行により食料供給網が深刻な混乱に陥っている。 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に健康不安説が浮上しているが、関係者によると、今回の北京訪問は金委員長の健康状態とは無関係で、北朝鮮と中国商務省の当局者は金委員長の健康不安説が流れる前に、貿易および食料輸入拡大を協議するための会合開催を決定していたという。 関係者は、中国と北朝鮮の両政府がここ数週間で貿易再開について協議したと述べた。 金委員長は今年に入り、中国およびロシアとの国境を超えるほぼ全ての輸送に厳格な制限を実施。関係者によると、貿易や渡航に対する制限措置を受け、北朝鮮では食料や消費財の不足が生じているという。 一方、中国では新型コロナの再流行を阻止するために中国人以外の入国を禁止している。 中国の外務省、商務省、共産党の中央対外連絡部はコメント要請に応じていない。北朝鮮の在北京大使館からのコメントも得られていない。 関係者の1人は、中国が米や大豆、野菜、即席麺、医薬品などの緊急物資を北朝鮮に送る計画を立てていると述べた。金額などの詳細は不明。[北京 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・欠陥マスクとマスク不足と中国政府 ・ベルギーの死亡率が世界一高いといわれる理由、ポルトガルが低い理由...... ・東京都、新型コロナウイルス新規感染が112人確認 都内合計4000人を突破 ・新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(28日現在)   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。