米製薬のギリアド・サイエンシズは30日、第1・四半期決算を発表するとともに、新型コロナウイルス感染症治療薬の候補とされる同社の抗ウイルス薬レムデシビルについて、国際的な協力のもとで、来月末までに治療コース14万回分超の生産を達成できるとの見通しを示した。 年末までには同100万回分超、来年は数100万回分の生産をめざす。 同社の第1・四半期決算は、売上高が5%拡大する一方、レムデシビルの開発コストなどがかさみ、利益は前年同期とほぼ同水準にとどまった。売上高は55億5000万ドルで、調整後の1株利益は1.68ドルとなった。 リフィニティブによると、アナリスト予想平均は売上高が54億5000万ドル、同1株利益は1.57ドルだった。 ブルームバーグの報道によると、米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は、レムデシビルのデータ検証を迅速に進めていると表明。FDAはロイター宛ての電子メールによる声明で、同剤をなるべく早く患者に提供できるよう、ギリアドと協議中であることを確認した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・政府、緊急事態宣言を全国一律1カ月程度延長へ 明日の専門家会議で判断 ・韓国そして中国でも「再陽性」増加 新型コロナウイルス、SARSにない未知の特性 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染46人確認 都内合計4152人に ・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。