フランス保健当局は1日時点の新型コロナウイルス感染による死者数が2万4594人と、前日からの増加数は218人(0.9%)にとどまったことを明らかにした。 1人の感染者が新たに何人に感染させるかを示す「基本再生産数」は平均0.6─0.7と、これまでの0.5からやや上昇したものの、入院患者数、および集中治療室(ICU)で治療を受けている人の数は過去約2週間にわたり継続的に減少している。 仏保健当局トップのジェローム・サロモン氏は基本再生産数がやや上昇したことについて、「経済活動が段階的に再開されていることに起因する」と説明。基本再生産数が0.7であると、感染者100人が新たに感染を広げるのは70人にとどまることを意味し、1を下回れば流行は終息に向かっていることを示すため、ロックダウン(都市封鎖)などの感染拡大抑制策の段階的な緩和が可能になる。 政府はロックダウン措置の緩和を11日に開始する予定。ただ厳しい制限措置の維持を巡っては、感染拡大の程度に従い地域別に対応する。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に ・「緊急事態宣言」延長で未曽有の危機に 動き鈍い安倍政権の経済対策 ・「新型コロナ感染長期化」という確実な将来 3つのデータが教える私たちのとるべき対策 ・トランプ「新型コロナウイルス、武漢の研究所が発生源の可能性を確信」   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。