コロナ時代の不安は、私たちの世界観を変える

<世界中を飛び回ってきた旅行記者がニューヨークでの外出自粛生活で得た「諸行無常」への気付きと解放感> 今日は5日に1度の買い出しの日。近所のスーパーマーケットを目指して、ニューヨークのウェストビレッジを歩いていると、アルベール・カミュの1947年の小説『ペスト』の一節を思い出した。 カミュは、ペストの大流行に見舞われた当時フランスの植民地だったアルジェリアのオラン市を、「疫病と石材と暗闇によって、あらゆる声が沈黙させられ、廃虚同然の状態」になったと表現している。 世界有数の大都市ニューヨークを覆う沈黙もまた、新型コロナウイルス感染症という目に見えない怪物の存在を、あらゆる場所に感じさせるサインだ。今や街は静まり返り、パンデミック(世界的な大流行)のパニックがこの街にやって来た当初に見られた大量のトイレットペーパーを抱えて歩く人も激減した。 代わりに街に響き渡るのはカラスの鳴き声だ。閉店中のゲイバーに貼り出された紙には、「カネがない客に売る酒なし」と書かれている。この異常事態に社会がパニックに陥り、略奪が起こるのを警戒してのことだろう。 数少ない歩行者は、お互いに十分な距離を取っているだけでなく、擦れ違う人を見ることさえしない。いや、むしろお互いから目をそらしている。まるで目が合ったら、ウイルスに感染するとでも思っているかのように。 だが、最も不吉な光景は、救急病院の外に止まった冷蔵トラックだろう。荷台後部の扉あたりは白く細長いテントに隠れていて、病院から遺体が運び込まれる様子が見えないようにされていた。いわば移動霊安室だ。 旅行や料理をテーマにライターをしている筆者の元に、出版社から「新型コロナがらみでない限り、しばらく旅行関連の記事を依頼することはない」というメールが届き始めたのは3月半ばのこと。こんなご時世だけに、さほど驚きはしなかった。 だが、こんなご時世でも、食べることには誰もが喜びを見いだす。今や自宅でパンや焼き菓子を作るのが大流行しているし、インスタグラムでは有名シェフがこぞってバーチャル料理教室を開いている。 リアルに迫る死の可能性 私たちが今、直面している極めてリアルな恐怖を考えると、1年前、あるいはわずか数カ月前でも自分が悩んでいたことに笑ってしまう。額の生え際が後退しつつあることに真剣に悩むような無邪気な時代だったのだ。 だが今は、文字通り文無しになったり、ホームレスになったりする可能性が限りなく身近な現実になっている。それだけではない。愛する家族や友人が死んでしまう恐れもある。もちろん自分自身も苦しい死を遂げる可能性がリアルに存在するのだ。 これが新しいアブノーマル(異常)の時代だ。 ===== 友人が先日、スティーブン・ソダーバーグ監督の映画『コンテイジョン』を見たと言ってきた。今回のパンデミックを予言するような内容だと大きな話題になっている、2011年のパニック映画だ。なぜそんな映画を見たのかと聞くと、不思議と慰められるからだと友人は言う。というのも(以下ネタバレ注意)、映画では謎のウイルスのワクチンが開発されるのだ。 だがよくも悪くも、現実は映画の世界とは違う。必ずしも苦しみが終わり、ハッピーエンドが待っているとは限らない。そんな究極の不安に覆われた時代を、どう生きていけばいいのか。 仏教の教えを支えに 筆者は、大学院生時代の約20年前に仏教に出合った。だが、メディテーション(瞑想)とマインドフルネスに本気で取り組むようになったのは、ごく数年前のことだ。 それは、旅行ライターとして世界中を飛び回り、朝起きたときに自分がどこにいるか思い出せないような生活に、少しばかりの安定をもたらしてくれた。一生を共に過ごそうと思っていたパートナーとの突然の別れなど、心理的につらかった時期にも苦しみを和らげるのを助けてくれた。 それだけに、このアブノーマルな恐怖に覆われた時代に、筆者が一段と仏教の教えに傾倒しているのは当然かもしれない。仏教では、苦しみとは苦痛に対する抵抗から生じると考えられている。 チベット仏教の尼僧ペマ・チョドロンは、「苦しみの根源は、何事も無常であるという真実に抵抗することから生じる」と書いている。 確かにそれは、現在多くの人が感じている苦しみの原因の1つだ。この世に永遠に変わらないものなど存在しない。だが、私たちは、近い将来に死が存在するかもしれないという不透明性を受け入れて生きることに慣れていない。 このように見通しのつかない漠然とした時代には、大きなチャンスも存在する。重要なのは、このウイルス禍がいつまで続くかは分からないこと、そして自分が感染する(そして死ぬ)可能性が十分あるという事実を受け入れることだ。考えてもみるといい。このパンデミックが起こる前から、人生に確かなことなどなかったのだ。 筆者は不透明性を受け入れることで、飛行機の遅延やキャンセルをはじめ、もっとひどく深刻なアクシデントに見舞われたときも、冷静さと忍耐力を維持することができた。ひょっとすると、新型コロナ禍は、私たちに新たな世界観や人生観、そして死生観をもたらすかもしれない。 ===== ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンは、「花は朽ちるが、それでも我々は花を愛(め)でることをやめない。むしろ、だからこそ余計に美しく咲いているときの花を愛でるのだ」と言っている。人は、無常を受け入れることで「今」に向き合い、愛することができるようになるのだ。 このパンデミックのときも、今夜の素晴らしい夕食や、外出自粛生活を愛する人と送っていること、あるいはネットフリックスを思う存分見られることといった「今」に感謝できるようになれば、先が見えない時代に生きるのもさほど苦しくなくなるはずだ。 その「悟り」はパンデミック後の私たちの生活も大いに豊かにしてくれるはずだ。 <本誌2020年5月5日/12日号掲載> 【参考記事】新型コロナウイルスの「不安」から自分を守る方法 【参考記事】新型コロナの不安を『どうぶつの森』が癒やすワケ ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。

コロナ時代の不安は、私たちの世界観を変える

<世界中を飛び回ってきた旅行記者がニューヨークでの外出自粛生活で得た「諸行無常」への気付きと解放感> 今日は5日に1度の買い出しの日。近所のスーパーマーケットを目指して、ニューヨークのウェストビレッジを歩いていると、アルベール・カミュの1947年の小説『ペスト』の一節を思い出した。 カミュは、ペストの大流行に見舞われた当時フランスの植民地だったアルジェリアのオラン市を、「疫病と石材と暗闇によって、あらゆる声が沈黙させられ、廃虚同然の状態」になったと表現している。 世界有数の大都市ニューヨークを覆う沈黙もまた、新型コロナウイルス感染症という目に見えない怪物の存在を、あらゆる場所に感じさせるサインだ。今や街は静まり返り、パンデミック(世界的な大流行)のパニックがこの街にやって来た当初に見られた大量のトイレットペーパーを抱えて歩く人も激減した。 代わりに街に響き渡るのはカラスの鳴き声だ。閉店中のゲイバーに貼り出された紙には、「カネがない客に売る酒なし」と書かれている。この異常事態に社会がパニックに陥り、略奪が起こるのを警戒してのことだろう。 数少ない歩行者は、お互いに十分な距離を取っているだけでなく、擦れ違う人を見ることさえしない。いや、むしろお互いから目をそらしている。まるで目が合ったら、ウイルスに感染するとでも思っているかのように。 だが、最も不吉な光景は、救急病院の外に止まった冷蔵トラックだろう。荷台後部の扉あたりは白く細長いテントに隠れていて、病院から遺体が運び込まれる様子が見えないようにされていた。いわば移動霊安室だ。 旅行や料理をテーマにライターをしている筆者の元に、出版社から「新型コロナがらみでない限り、しばらく旅行関連の記事を依頼することはない」というメールが届き始めたのは3月半ばのこと。こんなご時世だけに、さほど驚きはしなかった。 だが、こんなご時世でも、食べることには誰もが喜びを見いだす。今や自宅でパンや焼き菓子を作るのが大流行しているし、インスタグラムでは有名シェフがこぞってバーチャル料理教室を開いている。 リアルに迫る死の可能性 私たちが今、直面している極めてリアルな恐怖を考えると、1年前、あるいはわずか数カ月前でも自分が悩んでいたことに笑ってしまう。額の生え際が後退しつつあることに真剣に悩むような無邪気な時代だったのだ。 だが今は、文字通り文無しになったり、ホームレスになったりする可能性が限りなく身近な現実になっている。それだけではない。愛する家族や友人が死んでしまう恐れもある。もちろん自分自身も苦しい死を遂げる可能性がリアルに存在するのだ。 これが新しいアブノーマル(異常)の時代だ。 ===== 友人が先日、スティーブン・ソダーバーグ監督の映画『コンテイジョン』を見たと言ってきた。今回のパンデミックを予言するような内容だと大きな話題になっている、2011年のパニック映画だ。なぜそんな映画を見たのかと聞くと、不思議と慰められるからだと友人は言う。というのも(以下ネタバレ注意)、映画では謎のウイルスのワクチンが開発されるのだ。 だがよくも悪くも、現実は映画の世界とは違う。必ずしも苦しみが終わり、ハッピーエンドが待っているとは限らない。そんな究極の不安に覆われた時代を、どう生きていけばいいのか。 仏教の教えを支えに 筆者は、大学院生時代の約20年前に仏教に出合った。だが、メディテーション(瞑想)とマインドフルネスに本気で取り組むようになったのは、ごく数年前のことだ。 それは、旅行ライターとして世界中を飛び回り、朝起きたときに自分がどこにいるか思い出せないような生活に、少しばかりの安定をもたらしてくれた。一生を共に過ごそうと思っていたパートナーとの突然の別れなど、心理的につらかった時期にも苦しみを和らげるのを助けてくれた。 それだけに、このアブノーマルな恐怖に覆われた時代に、筆者が一段と仏教の教えに傾倒しているのは当然かもしれない。仏教では、苦しみとは苦痛に対する抵抗から生じると考えられている。 チベット仏教の尼僧ペマ・チョドロンは、「苦しみの根源は、何事も無常であるという真実に抵抗することから生じる」と書いている。 確かにそれは、現在多くの人が感じている苦しみの原因の1つだ。この世に永遠に変わらないものなど存在しない。だが、私たちは、近い将来に死が存在するかもしれないという不透明性を受け入れて生きることに慣れていない。 このように見通しのつかない漠然とした時代には、大きなチャンスも存在する。重要なのは、このウイルス禍がいつまで続くかは分からないこと、そして自分が感染する(そして死ぬ)可能性が十分あるという事実を受け入れることだ。考えてもみるといい。このパンデミックが起こる前から、人生に確かなことなどなかったのだ。 筆者は不透明性を受け入れることで、飛行機の遅延やキャンセルをはじめ、もっとひどく深刻なアクシデントに見舞われたときも、冷静さと忍耐力を維持することができた。ひょっとすると、新型コロナ禍は、私たちに新たな世界観や人生観、そして死生観をもたらすかもしれない。 ===== ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンは、「花は朽ちるが、それでも我々は花を愛(め)でることをやめない。むしろ、だからこそ余計に美しく咲いているときの花を愛でるのだ」と言っている。人は、無常を受け入れることで「今」に向き合い、愛することができるようになるのだ。 このパンデミックのときも、今夜の素晴らしい夕食や、外出自粛生活を愛する人と送っていること、あるいはネットフリックスを思う存分見られることといった「今」に感謝できるようになれば、先が見えない時代に生きるのもさほど苦しくなくなるはずだ。 その「悟り」はパンデミック後の私たちの生活も大いに豊かにしてくれるはずだ。 <本誌2020年5月5日/12日号掲載> 【参考記事】新型コロナウイルスの「不安」から自分を守る方法 【参考記事】新型コロナの不安を『どうぶつの森』が癒やすワケ ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。

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ソフト闇金で金を借りて返さないとどうなるのかと言う検証してみようと思いgoogle検索でソフト闇金を検索。

おー!たくさん出てくる!

こんなにソフト闇金と言う業者がホームページを作って金を貸しては荒稼ぎをしているとは思いもしなかった。

結局何社かに申込みをしてみることにしました。

申し込みをして数分でかかってくるところもあれば次の日まで音沙汰なしのところもありました。

ソフト闇金は電話対応はいたって普通のお兄さんって感じで愛想は良かったかな。

で、借りた金額なんだけど3箇所から借りて
A店は30,000円借りて振り込まれた金額12,000円・・・・・はー?って感じ。完済金額は45,000円。。。。笑える。

B店は20,000円借りて振り込まれた金額15,000円・・・・・まだましか。。。。完済金額30,000円。。。。笑える。

C店は50,000円借りて振り込まれた金額47,000円・・・・・うん。まぁ良しとしよう。完済金額65,000円高いけどまぁぎりぎりwww

と言っても返さないんだけどね。

これでとりあえず返済期日を待つのみです。


みなさん!!例えどんなに苦労をしたとしてもソフトヤミ金などの業者からお金を借りることはやめましょう。

他にも個人間融資個人融資などでお金を貸してあげると語り暴利な金利を取るソフトヤミ金の業者も多数いますので気をつけましょう。


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