ブラジルで6日、新型コロナウイルスの新規感染者と死者がこれまでで最多となり、タイシ保健相は、特に感染が深刻な地域で厳格なロックダウン(都市封鎖)が必要になる可能性を示唆した。 保健省のデータによると、感染者数は24時間で1万0503人増加した。1日の増加数としては4月30日に記録した7288人を大きく上回り、これまでで最多となった。死者の増加数も最多の615人となった。 同省当局者は、まだ統計に反映されていない検査結果が10万件以上あるとし、今後数日で感染者数が大幅に増加する可能性を示唆した。 累計の感染者数は12万5218人、死者は8536人。直近24時間の増加率は感染者が約9.2%、死者が約7.8%となった。 タイシ保健相は記者会見で、感染者の増加ペースは鈍化していないようだとし、「ロックダウン」の導入が必要になる地方当局が増加する可能性があると述べた。 リオデジャネイロ州検察は、国内有数の疫学研究所から、都市圏のロックダウンを提言する報告書を受け取ったと明らかにした。検察は報告書を州知事や州都リオデジャネイロ市の市長に送付したとしており、同州でロックダウンが実施される可能性が高まっている。 ブラジルでは大半の州が非必須サービスの休業を命じているが、リオデジャネイロの住民は依然として外出が許されている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染38人確認 4日連続で減少続く ・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に ・日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情 ・トランプ「米国の新型コロナウイルス死者最大10万人、ワクチンは年内にできる」   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。