米国感染症学会(IDSA)は、新型コロナウイルスの治療薬として使用が認められたギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」について、連邦政府が国内の医療機関にどのように供給するかについて、より詳しい情報の提供を求めている。 米食品医薬品局(FDA)は1日、「レムデシビル」の緊急使用を認可した。 連邦政府は今週、医療機関へのレムデシビル供給を開始した。一方、ISDAのトップ、トーマス・ファイル氏は7日、ロイターの取材に対して、ニューヨークやボストンなど感染状況が深刻な地域の医療機関を中心にレムデシビルを要請したが受け入れられなかったケースがあったとし、医師の間で懸念が高まっていると説明した。 IDSAは6日、新型コロナウイルスの感染率や入院率を踏まえ、レムデシビルを各州・病院にどのように平等に分配するかトランプ政権に説明を求めた。 IDSAはまた、感染率が比較的高いとされるアフリカ系やヒスパニック系の人々などが住む地域の医療機関にもレムデシビルが公平に供給されるべきだと強調している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染23人確認 39日ぶりに30人を切る ・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に ・新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(7日現在) ・「ブラック企業・日本」がコロナ禍で犯し続ける不作為   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。