中国外務省は11日、来週開催される世界保健機関(WHO)総会について、ニュージーランドが台湾のオブザーバー参加を支持したことを非難した。 台湾は中国の反対でWHOに加盟できておらず、来週のWHO総会へのオブザーバー参加を認めるよう働きかけを強めている。 ニュージーランド政府は先週、台湾のオブザーバー参加を支持する考えを示した。 中国外務省報道官はこれについて、ニュージーランド政府のコメントは「一つの中国」政策に深刻に侵害するものとし、「強い不満を表明し、断固として反対する。ニュージーランドには既に厳重に抗議した」と述べた。 台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は11日、WHOに対する中国の影響力を打破するためには「さらに強力で国際的な力」が必要と主張。「今年の国際的な雰囲気は台湾の参加に比較的有利に傾いており、WHO事務局と中国への圧力は一段と強まる」と述べた。 台湾は対中関係が良好だった2009─16年にWHO総会にオブザーバー参加していたが、16年に中国が独立主義者と見なす蔡英文総統が就任すると、中国の反対で参加できなくなった。[北京 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・規制緩和したドイツで新型コロナが感染再拡大 再生産数1.1に上昇 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染15人確認 100人以下が9日続く ・韓国・文在寅、梨泰院のクラスター発生で新型コロナ第2波に警戒感 ・緊急事態宣言めぐり14日に専門家会議 34県の多くは解除視野=西村再生相   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。