<人体への影響について未知の要素が多いことが理由の1つであり、新型コロナ以外のウイルス性疾患への罹患歴は今回の措置の対象には含まれない> 米軍は、過去に新型コロナウイルス検査で陽性とされた人の新規入隊を「永久に」禁じることにしたようだ。入隊を管理する米軍入隊処理司令部(MEPCOM)の内部メモに基づき本誌が国防総省に確認したところ、暫定措置であるとしつつ方針を認めた。 このメモは、全米各地で行われる入隊審査で、感染歴のある人や感染が疑われる人を除外するための指針について示している。今回の入隊禁止措置は、新型コロナ以外のウイルス性疾患への罹患歴は対象としていない。 新型コロナに限って入隊禁止とされた理由の1つは、人体に及ぼす影響に未知の要素が多いからだ。回復者が再感染する可能性や、一度感染するとウイルスに対し免疫力が高まるのか逆に感染しやすくなるのかも分かっていない。 国防総省によると、全米150カ所の米軍基地で6500件以上の感染が確認されている。感染者が回復後に除隊になるのか否かは明らかにされていない。 <2020年5月19日号掲載> 【参考記事】対コロナ最前線のニューヨークに米海軍の巨大病院船 【参考記事】米空母の新型コロナ集団感染で、中国、イランに対する抑止力に穴 ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。