米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は13日、中国系のハッカー集団が新型コロナウイルス感染症に関する研究を手掛ける米国機関に不正侵入していると発表し、科学者や公衆衛生当局者に注意を呼び掛けた。 共同声明によると、FBIは中国とつながりのあるハッカー集団による米国機関への不正アクセスを調査中で、「新型コロナ関連の研究に携わる職員およびネットワークからのワクチン、治療法、検査に関連する公衆衛生上のデータや重要な知的財産(IP)を特定し、不正に入手しようとする試み」を監視しているという。ただ不正アクセスの対象機関やハッカー集団の詳細などについては明らかにしていない。 ワシントンの中国大使館は声明で「FBIは仮定に基づき証拠もないまま警告を出している」と指摘し、「(新型コロナウイルスの)世界的大流行における国際協調を損ねる」と批判した。 FBIとは別にニュージーランド政府の通信保安局も声明を発表し、新型コロナウイルス感染拡大に対する国内外の取り組みを危険にさらすようなネット上の行動を止めるよう訴えた。 *内容を追加しました[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・緩むとこうなる?制限緩和を試みた韓国にコロナのしっぺ返し ・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 3月下旬以来の少なさ ・WHO、複数の新型コロナウイルス治療薬に注目 ワクチン開発は難航と予測 ・韓国・梨泰院のクラスター、新型コロナ感染102名に ゲイの濃厚接触者の追跡がネックに   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。