米医薬品大手アボット・ラボラトリーズの新型コロナウイルス簡易検査キット「ID NOW」を巡り、米ニューヨーク大学の研究者らが、陽性反応を約33%─48%程度見落とす可能性があるとする研究をまとめた。この研究はまだ査読前。 「ID NOW」を用いた検査では数分で結果の判定が可能となっている。 同大の研究によると、「ID NOW」は、米セフィエド社の検査キット「Xpert Xpress」が鼻腔用綿棒による検査で陽性と判定したサンプルの約48%を陽性と判定しなかった。また、陽性の検査サンプルを「ID NOW」で検査してみたところ、3分の1が陽性と判定されなかった。 アボットはこの調査結果に対し「他の研究と整合性が取れていない」と反論。同社はこれまでに180万キット以上を配布し、報告されている誤差は0.02%だったとしている。 「ID NOW」は3月下旬に米食品医薬品局(FDA)から認可を得た。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・緩むとこうなる?制限緩和を試みた韓国にコロナのしっぺ返し ・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 3月下旬以来の少なさ ・WHO、複数の新型コロナウイルス治療薬に注目 ワクチン開発は難航と予測 ・韓国・梨泰院のクラスター、新型コロナ感染102名に ゲイの濃厚接触者の追跡がネックに   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。