新型コロナウイルス薬の開発に携わる米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)で局長を務め、4月に解任されたリック・ブライト氏が14日、下院委員会で証言し、トランプ政権が新型コロナへの対応を改めなければ、米国は「暗黒の冬」に突入する恐れがあると警告した。 同氏は「われわれは科学的な考え方に基づいた方針に従って慎重に行動する必要がある。チャンスは消えつつあり、科学に基づいて今対応を改めなければ、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)はさらに悪化し長期化することになる」と語った。 また、コロナ検査に必要な綿棒など基本的な医療用品を確保・供給する上で土台となる総合計画がトランプ政権には欠けていると訴えた。 トランプ氏はこの日、ブライト氏の証言のもようを一部視聴したとした上で、同氏と面識はないが「私にしてみれば惨めな不満分子以外の何ものでもない」と切り捨てた。アザー厚生長官は「ブライト氏が訴えたことは全て解決済みだ」と語った。[ワシントン ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染30人に増加 感染者合計5000人突破 ・ニューヨークと東京では「医療崩壊」の実態が全く違う ・CIA:中国はWHOに圧力をかけて世界中のマスクや防護服を買い漁った? ・新型コロナ対策の規制緩和した韓国 感染症と暮らす「新しい生活様式」とは   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。