米バイオ医薬品企業、ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルス感染症の治療薬「レムデシビル」に関して行っている2つの臨床試験(治験)を5月末までに縮小する。治験に関与している複数の研究者が明らかにした。 レムデシビルは1日、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を得た。FDAの統計によると、ギリアド社の治験は新型コロナウイルス感染症の重症患者と穏やかな症状の患者を対象に実施され、被験者は約8000人。 タフツ医療センター(ボストン)で感染症を担当しているヘレン・ブーシェ医師はロイターに対して「ギリアド社の治験に参加しており、5月末までに(治験を)徐々に縮小すると通知された」と語った。 ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(ボストン)の研究者らも、被験者の募集を5月末までに終了すると伝えられている。 ギリアド社はタフツ医療センターに対し、緊急時使用許可(EUA)に基づいた製品配分体制に移行する方針を示した。ブーシェ氏は「公平で透明性のある配分を希望している」と語った。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国は早くから新型コロナウイルスを知っていたのか?2019年9月26日の「湖北日報」を読み解く ・日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいっている不思議 ・緊急事態宣言、全国39県で解除 東京など8都道府県も可能なら21日に解除=安倍首相 ・ニューヨークと東京では「医療崩壊」の実態が全く違う   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月19日号(5月12日発売)は「リモートワークの理想と現実」特集。快適性・安全性・効率性を高める方法は? 新型コロナで実現した「理想の働き方」はこのまま一気に普及するのか? 在宅勤務「先進国」アメリカからの最新報告。