菅義偉官房長官は19日の閣議後会見で、昨日から始まった世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加が認められなかったことについて、非常に残念との認識を示し、地理的な空白をつくるべきではないとの見解を表明した。 年次総会への台湾の参加については、日米独などが支持、台湾当局も新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めた経験を共有することの必要性を訴えていた。ただ、中国政府は台湾の参加に「強烈な不満」を示していた。 今回の総会ではコロナウイルスへの対応について検証を求める決議案が欧州連合(EU)の主導で、日本など多くの国が共同提案している。WHO、中国も、検証を受け入れる姿勢を示した。 菅官房長官は、今後も今回と同様の感染症が起きた場合に備え「発生源や初動対応、感染経路など、終息後に十分な検証を行うべき。各国が納得すること、独立性・包括性ある検証が大事だ」と述べた。 (中川泉 ) [東京 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・「新型ウイルスは実験室で生まれた可能性もある」とする論文が登場 ・韓国政府、「K防疫」の成果を発信する最中に集団感染が再発 ・トヨタ、国内工場は6月も生産調整 工場稼働状況まとめ ・緊急事態宣言、全国39県で解除 東京など8都道府県も可能なら21日に解除=安倍首相   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月26日号(5月19日発売)は「コロナ特効薬を探せ」特集。世界で30万人の命を奪った新型コロナウイルス。この闘いを制する治療薬とワクチン開発の最前線をルポ。 PLUS レムデジビル、アビガン、カレトラ......コロナに効く既存薬は?