共同通信など国内メディアは26日までに、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」について、政府が月内の薬事承認を断念したと報じた。安倍晋三首相は「5月中の承認」を目指すと表明していたが、25日時点で審査の前提となる企業からの承認申請はなく、現段階では有効性を示すデータが出ていない。 共同通信によると、手続きは6月以降になる見通し。アビガンを開発した富士フイルム富山化学は有効性や安全性を確認する治験を行っているが6月末まで続く予定で、申請をすぐに出すのは難しい情勢という。 政府は共同通信に対し、今後明らかになっていく治験や臨床研究のデータを踏まえ、有効性が認められれば、引き続き早期の承認を目指す考えは変わらないとしている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている ・第2次補正予算は13兆円前後か 一律現金給付第2弾は見送りも家賃支援に増額圧力 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染8人 1週間平均は6.8人に ・米メモリアルデーの週末、ビーチに人々が殺到 11州で感染増加し第2波のリスクも   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月2日号(5月25日発売)は「コロナ不況に勝つ 最新ミクロ経済学」特集。行動経済学、オークション、ゲーム理論、ダイナミック・プライシング......生活と資産を守る経済学。不況、品不足、雇用不安はこう乗り切れ。