台湾の蔡英文総統は27日、香港で民主化を求めるデモに関与している人々に人道援助を提供するための計画を策定すると表明した。 中国が「香港国家安全法」を制定する方針を明らかにして以降、香港ではこれに反対する抗議デモが続き、米国、英国、オーストラリアやカナダなどが、香港の自治が脅かされるとして懸念を示している。 蔡総統は記者団に対し、「香港からの友人に人道援助を提供する行動計画を提案する」と述べ、「われわれは、民主主義と自由を求める香港の人々の決意を支持し続ける」と語った。 蔡総統は計画の詳細やタイミングは明らかにしなかったが、対中政策を担当する大陸委員会が計画を主導し、当局の作業部会が宿泊場所や雇用も含め、必要な予算や資源について調整を行うと説明した。 台湾には亡命を求める香港の活動家に適用できる難民法はないが、政治的理由で自由と安全が脅かされている香港市民を支援することは法律で約束している。 蔡総統は、香港からの移民は過去1年間に急増しており、この傾向は続くと当局がみていると明らかにした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・経済再開が早過ぎた?パーティーに湧くアメリカ ・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 15人未満が12日連続 ・「検査と隔離」もウイルス第2波は止められない 米専門家 ・新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月2日号(5月25日発売)は「コロナ不況に勝つ 最新ミクロ経済学」特集。行動経済学、オークション、ゲーム理論、ダイナミック・プライシング......生活と資産を守る経済学。不況、品不足、雇用不安はこう乗り切れ。