世界保健機関(WHO)は26日、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を新型コロナウイルス感染症治療に利用することについて、効果の有無を含めたデータ検証結果を6月中旬までに公表すると発表した。 WHOは声明で「データ安全検査委員会がエビデンスの検証を終え次第、ヒドロキシクロロキン利用の功罪についての最終評価を公表する」とした。 WHOのテドロス事務局長は25日、ヒドロキシクロロキンを新型ウイルス感染症治療に利用する試験について、データの検証が終わるまで一時停止したことを明らかにしている。 ヒドロキシクロロキンを巡っては、トランプ米大統領が新型ウイルス感染への予防薬として服用していたことを明らかにしたほか、ブラジルが感染者に投与する際のガイドラインを更新し、より広範な利用を承認するなどしている。 ただ医学誌ランセットは、ヒドロキシクロロキンが患者の死亡リスク増大と関連があるという研究報告書を発表している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・経済再開が早過ぎた?パーティーに湧くアメリカ ・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 15人未満が12日連続 ・「検査と隔離」もウイルス第2波は止められない 米専門家 ・新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月2日号(5月25日発売)は「コロナ不況に勝つ 最新ミクロ経済学」特集。行動経済学、オークション、ゲーム理論、ダイナミック・プライシング......生活と資産を守る経済学。不況、品不足、雇用不安はこう乗り切れ。