トルコの裁判所は、2016年に起きたクーデター未遂事件を首謀したテロ組織を支援したとして、イスタンブールにある米総領事館のトルコ人職員に禁錮8年9月の実刑判決を11日に言い渡した。アナトリア通信が伝えた。米大使館は判決に「深い失望」を表明した。 総領事館職員のメティン・トプス被告は、トルコ政府がクーデター未遂事件の首謀者だと断定した在米イスラム教指導者・ギュレン師の組織を支援した容疑で起訴されていた。 トプス被告の裁判は米トルコ関係の悪化を招いた主因の1つで、被告が2017年にトルコ当局に逮捕されたのを受け、両国は互いにビザ発給を一時的に停止した。 被告は既に、裁判が行われてきた2年半の間拘束されていた。 在トルコ米大使館はツイッターで有罪判決に「深い失望」を表明するとともに、審理を毎回傍聴した米政府職員は、有罪を裏付ける信頼できる証拠を確認できていないと説明し、迅速な判決の破棄を望むとした。 トプス被告にかけられた容疑に対し「米政府と両国関係の推進のために現地職員が担う重要な仕事の範囲と本質を誤認したものだ」と主張した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・米政権のデモ弾圧を見た西欧諸国は、今度こそアメリカに対する幻想を捨てた ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・黒人男性ジョージ・フロイドの霊柩車に、警官がひざまずいて弔意を示す ・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月16日号(6月9日発売)は「米中新冷戦2020」特集。新型コロナと香港問題で我慢の限界を超え、デカップリングへ向かう米中の危うい未来。PLUS パックンがマジメに超解説「黒人暴行死抗議デモの裏事情」