ケルヒャーWD1KAERCHER WD1 〈乾湿両用バキュームクリーナー〉 1935年にドイツで創立されたケルヒャー。高圧洗浄機やスチームクリーナーなど3000種類もの清掃機器を有する、世界最大の清掃機器メーカーとなっている。18番目の現地法人として設立されたケルヒャージャパンも2018年、30周年を迎えた。 そんなケルヒャーがいま、最も力を入れているのがバッテリーテクノロジーだ。同社の充電池「バッテリーパワー」の特徴は、バッテリー本体にLCDディスプレイを搭載し、残量や充電完了までの時間が表示されること。また、保管時の充電レベルを自動的に70%に維持して急激な劣化を防ぐように設計されているため、寿命が長い。水を使った作業をする清掃に多く使われる同社ならではの清掃機器に合わせ、IPX5の防水機能を備え、耐衝撃性の高い素材が使われている。 <参考記事>ガラスの一枚板、その上で披露する華麗なる調理術。 19年秋に発売された「WD1」にもバッテリーパワーを搭載。コードレスでどこでも使え、水気を含んだゴミもOK、さらにはブロア機能も備えるマルチなクリーナーで、我が家でも車内の掃除などに大活躍している。コロンとした丸みのある形で約3㎏と軽量なため、女性でも手軽に持ち運んで使えるのがいい。 すき間ノズルでも届きにくいすき間や凹凸のある部分は、まずブロア機能を使って砂埃などの汚れを吹き飛ばしてから、ホースを反対側に付け替えてバキューム機能で吸い取るのがお薦めの使い方だ。コードレスだからと侮るなかれ、パワフルな吸引力でストレスなく汚れやゴミや落ち葉などをきれいにしていくのが心地よい。最後にスモールノズルを付けて布地で覆われたシート部の汚れを吸い取れば完璧だ。 標準搭載のバッテリーパワーは18V2・5Ahで連続使用時間は10分となっているが、清掃後にバッテリーのディスプレイで残量を確認すると51%。まだまだ十分残っている。念入りに掃除したい場合でも車1台の清掃なら十分使えるだろう。 <参考記事>先進センサーで、部屋をくまなくクリーンアップ また、WD1は乾いたゴミは紙パックへ、濡れたゴミは水洗いできるコンテナに回収する仕組みなので、食事中にワイングラスを落としてしまったという際にも慌てずに、割れたグラスの処理ができるのが普通の掃除機にはない利点だ。お手入れが簡単で、使用後は本体の周りにくるりとホースを巻き付け、付属のバンドで留めるだけ。コンパクトに収納できるところも気に入っている。 バッテリーパワーは、19年秋に同時発売された、より手軽な「ハンドヘルドクリーナーKHB 5」とも共用できる。自転車などアウトドア用品の清掃にも便利なので併せて使うのもよさそうだ。 <参考記事>4K時代をフルに楽しめる、最強の録画力。 ケルヒャーが提案する新しいクリーンナップの世界は、まだまだ広がりを見せるに違いない。 濡れたゴミでも吸引する。乾いたゴミは紙パックへ、濡れたゴミは水洗いできるコンテナへ回収される。 ケルヒャージャパン TEL:0120-60-3140 ※Pen本誌より転載 ※2019.12.25 [concierge] 神原サリー Sally Kamihara 新聞社勤務を経て「家電コンシェルジュ」として独立。豊富な知識と積極的な取材をもとに、独自の視点で情報を発信している。2016年、広尾に「家電アトリエ」を開設。テレビ出演や執筆、コンサルティングなど幅広く活躍中。 青野 豊・写真 photographs by Yutaka Aono ※当記事は「Pen Online」からの転載記事です。     ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月23日号(6月16日発売)は「コロナ時代の個人情報」特集。各国で採用が進む「スマホで接触追跡・感染監視」システムの是非。第2波を防ぐため、プライバシーは諦めるべきなのか。コロナ危機はまだ終わっていない。