菅義偉官房長官は17日午前の会見で、北朝鮮が韓国との共同連絡事務所を爆破し両国の緊張関係が高まっていることについて、南北関係を含め北朝鮮の動向には平素から重大な関心を持っていると述べた。ただ「この件についてはコメントを控える」とした。 菅官房長官は「政府として、いかなる事態にも対応に万全を期すべき必要な警戒体制を維持している」と述べ、その上で「PAC3(航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット)を展開していることは事実であるが、その目的については空隊の運用にかかわることであり、答えは控えたい」とした。 また、北朝鮮の最近の動きについて、その意図や狙いに関して予断を持って答えることはしないとした上で、情報分析には努めているとコメント。「日米・日韓・日米韓で緊密に連携し、警戒監視に万全を期していきたい」とし、拉致問題についても米朝プロセスに後押ししていく方針を維持する考えを示した。 日朝首脳会談の見通しについては、安倍晋三首相が条件を付けずに金正恩朝鮮労働党委員長と会談を行う意向をたびたび示していると指摘、拉致被害者の高齢化も踏まえて1日も早い解決に向けてしっかり対応していきたいと述べた。 (中川泉 編集:田中志保)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・スウェーデンの新型コロナ感染者数が1日最多に、死亡率も世界屈指 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・フロリダの新規感染者1日で最多の2000人超 アメリカに忍び寄る新型コロナ第2波 ・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月23日号(6月16日発売)は「コロナ時代の個人情報」特集。各国で採用が進む「スマホで接触追跡・感染監視」システムの是非。第2波を防ぐため、プライバシーは諦めるべきなのか。コロナ危機はまだ終わっていない。