中国税関総署は21日、新型コロナウイルスの感染者が確認された米食肉大手タイソンの工場からの鶏肉輸入を停止したと発表した。 税関総署はウェブサイトで、タイソンがアーカンソー州スプリングデールの工場で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生したと確認したことを受けて輸入停止を決定したと説明した。 タイソンの広報担当者はロイターに対し、状況の把握に努めているとした上で、タイソンは政府の安全基準に完全に準拠した食品生産を行うため米当局と緊密に連携していると強調。「世界保健機関(WHO)、米疾病対策センター(CDC)、米農務省、米食品医薬品局(FDA)が、食品を介した新型コロナ感染の証拠はないという見解で一致している点は重要だ」と指摘した。 中国は先週、従業員の新型コロナ感染が確認されたドイツの食肉加工工場からの豚肉製品の輸入も停止した。 中国は北京の食品卸売市場で集団感染が発生したことを受け、輸入食品の監視を強化。先週から食肉や海産物、生鮮品のウイルス検査を開始し、一部の港では食肉を積んだすべてのコンテナを開けて検査を行っている。 関係筋が19日明らかにしたところによると、税関総署は中国に食品を輸出する業者に対し、品物がウイルスに汚染されていないと申告する書類への署名を求めている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナ、血液型によって重症化に差が出るとの研究報告 リスクの高い血液型は? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・アメリカが接触追跡アプリの導入に足踏みする理由 ・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月23日号(6月16日発売)は「コロナ時代の個人情報」特集。各国で採用が進む「スマホで接触追跡・感染監視」システムの是非。第2波を防ぐため、プライバシーは諦めるべきなのか。コロナ危機はまだ終わっていない。