<感染症対策の第一人者である國井修氏に、新型コロナウイルスについて分かっていることを聞いた。本誌特別編集ムック「COVID-19のすべて」に収録した14の素朴な疑問から> Q2:新型コロナウイルス感染症は、なぜ「COVID-19」と命名されたのですか? 誰がどういう決まりで命名するのですか。 A:COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のウイルス名は、SARS(重症急性呼吸器症候群)を引き起こすウイルス(SARS-CoV)にゲノム配列が類似していることから、国際ウイルス分類委員会(ICTV)によってSARS-CoV-2と命名された。 これによって起こる病気は、国際獣疫事務局(OIE)と国連食糧農業機関(FAO)のガイドラインに基づいてCOVID-19と命名された。 コロナウイルス感染症(Corona Virus Disease)とそれが報告された年(2019)を組み合わせたものである。 以前はエボラ熱やジカ熱など、流行地にちなんだ命名もあったが、偏見や誤解にもつながるため、現在では地名、人名などを避け、名称決定についてはガイドラインに従うことになっている。 <本誌特別編集ムック「COVID-19のすべて」より> 【話題の記事】 ・「中国はアメリカに勝てない」ジョセフ・ナイ教授が警告 ・木に吊るされた黒人男性の遺体、4件目──苦しい自殺説 ※画像をクリックするとアマゾンに飛びますSPECIAL ISSUE「COVID-19のすべて」が好評発売中。ゼロから分かるCOVID-19解説/歴史に学ぶ感染症の脅威/ポスト・パンデミックの世界経済......。錯綜する情報に振り回されないため、知っておくべき新型コロナウイルスの基礎知識をまとめた1冊です。