東京都は27日、都内で新たに58人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。 これで都内で確認された陽性者の合計は6172人、今月1日からの合計感染者数は944人となった。 この日確認された陽性者58人のうち、20代と30代が46人で全体の79%になっている。また、感染経路が不明な人は24人で41%を占めている。 感染状況をチェックするモニタリング指数は、過去1週間の新規陽性者数の平均が51.9人(前日47.7人)、新規陽性者に占める感染経路不明者の割合が51%(前日52.1%)と、休業を再要請する目安をともに超えている。週単位での陽性者の増加比が1.64(前日1.39)となっている。 東京都は、今月1日から新型コロナ対策の規制緩和のステップ2へと移行したが、翌2日には34人の感染確認により都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を発動。その後、感染者が10〜20人台で推移し、11日には「東京アラート」を解除して規制緩和のステップ3に移行。19日からは一部の大規模なイベントを除きすべての業種に対して規制を全面解除し、プロ野球やJリーグが無観客試合で開幕するなど、新型コロナへの感染予防を日々の暮らしに取り入れた「新しい日常」が動き出した。 しかし、規制緩和とともに新規感染者の数は徐々に増加。6月に入ってからは1日平均で32.5人と、規制緩和の条件とされた1日20人という指標を上回る状態が続いている。また感染経路が不明な人の割合は感染者の46%を占める441人となっており、水面下で感染が広がっていることが予想され、今後、感染第2波が懸念される状態が続いている。 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計 東京都心部の平日の人出の推移 【関連記事】 ・BLMの指導者「アメリカが我々の要求に応じないなら現在のシステムを焼き払う」の衝撃 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・「ベートーベン黒人説」の真偽より大事なこと ・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)