菅義偉官房長官は2日午後の会見で、東京都で同日、新たに新型コロナウイルスの感染者が107人確認されたことに対し、東京都と緊密に連携を取っていくとの見解を示した。その上で、直ちに緊急事態宣言を出す状況に該当するとは考えてないと指摘した。 菅官房長官は、東京都では入院患者は増加しているものの重症者は減少していると説明。都が同日、専門家を含めたモニタリング会議を開催すると聞いているとし、「東京都と緊密に連携していく」と述べた。 その上で、現状では「直ちに緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」と言明。事態の推移を見守る姿勢を強調した。 ただ、最悪のケースとして「再び感染スピードが高まった場合には、緊急事態宣言を出す可能性があるが、その場合でも基本的対処方針に沿って、4月と同様に感染者の数やその増加スピード、感染経路不明の患者の割合、医療体制の状況などを総合的に判断して対応していく」と説明した。 (田巻一彦 編集:田中志保)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染67人を確認 6日連続で50人超え ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・今年は海やプールで泳いでもいいのか?──検証 ・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)