菅義偉官房長官は3日、閣議後の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今後緊急事態宣言を発出せざるを得ないかどうかは、基本的対処方針に沿って総合判断するとの考え方を強調した。4月の時と同様に、感染者数、拡大のスピード、感染経路不明者の割合、医療提供態勢を踏まえた上で、専門家の意見を聞いて総合判断する方針だ。 ただ、同長官は、東京都で緊急事態宣言を発出する具体的な基準が示されていないことに関連し、「感染リスクをゼロにすることはできないと申し上げてきた。感染をコントロールしながら経済活動のレベルを引き上げる、それが基本方針だ。新しい生活様式を定着させるとともに、ガイドラインを順守した経済活動を徹底していきたいと思う」という政府の方針をあらためて示した。 (中川泉)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染107人を確認 小池知事が緊急会見「現在は感染拡大要警戒」 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・今年は海やプールで泳いでもいいのか?──検証 ・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)