トランプ米大統領は3日、中西部サウスダコタ州を訪れ、歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれたラシュモア山国立記念公園で演説した。支持者らを前に、人種差別に抗議するデモの参加者が記念碑や銅像などを破壊し、米国の歴史を抹消しようとしていると非難した。 トランプ氏は、デモ隊は米国の政治制度の基礎を脅かしているとし、「左派による文化革命は間違いなく、米国の革命を転覆させることが狙いだ」と強調。 「怒れる群衆は、我が国の建国者の像や最も貴重な記念碑を破壊しようとし、都市部で相次ぐ暴力犯罪を招いた」と述べた。 この日のイベントには7500人が参加。多くの人は公衆衛生当局の助言に従わず、マスクを着用していなかった。 トランプ氏の選対陣営によると、大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏の交際相手で選対幹部のキンバリー・ギルフォイル氏がイベントの前にサウスダコタで、新型コロナに感染していることが判明した。トランプ・ジュニア氏は陰性だったという。 米国ではこの日、7州で新規感染者が過去最多を記録した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・イエス・キリストは白人から黒人に戻る? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・「ベートーベン黒人説」の真偽より大事なこと ・街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食べたら...   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)