<「反体制派」を自称するグループからの犯行予告が確認されるも、イラン政府が疑うのは...> 7月2日にイラン中部ナタンズの核施設で発生した火事について、BBCペルシャ語放送は正体不明のグループが犯行を名乗り出たと報じた。 ナタンズの核施設にはウラン濃縮施設がある。イラン原子力庁のベフルーズ・カマルバンディ報道官は国営イスラム共和国通信に対し、この「事故」による人的被害も莫大な被害もなく、放射能汚染もないと発言。だがこの直後に、BBCペルシャ語放送は自社の記者宛てに「ホームランド・チーターズ」と自称するグループから犯行を予告する声明が届いていたと報じた。このグループは「イラン治安機関内に存在する反体制派」を名乗っているという。 カマルバンディはこの事故を軽視する姿勢を見せたが、イランではここ1週間のうちに不審なガス爆発がほかにも2件発生している。イラン政府には、アメリカやイスラエルなどイランの核開発を妨害しようとしてきた国による妨害工作だとする見方が浮上している。 <2020年7月14日号掲載> 【関連記事】軍事力は世界14位、報復を誓うイラン軍の本当の実力 【話題の記事】 ・米イラン戦争が現実になる日 ・中国・超大国への道、最大の障壁は「日本」──そこで浮上する第2の道とは ・国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉 ・「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種の拷問 ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月14日号(7月7日発売)は「香港の挽歌」特集。もう誰も共産党を止められないのか――。国家安全法制で香港は終わり? 中国の次の狙いと民主化を待つ運命は。PLUS 民主化デモ、ある過激派の告白。 ===== 火災の発生したナタンズの核施設 Al Jazeera English-YouTube 【関連記事】軍事力は世界14位、報復を誓うイラン軍の本当の実力 【話題の記事】 ・米イラン戦争が現実になる日 ・中国・超大国への道、最大の障壁は「日本」──そこで浮上する第2の道とは ・国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉 ・「ゴースト」「ドイツの椅子」......ISISが好んだ7種の拷問