スペイン北東部カタルーニャ自治州のトラ首相は13日、新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、同州西部リェイダ周辺の住民16万人に外出禁止令を発令すると表明した。 裁判所は、地方当局が住民に自宅にとどまるよう命じることは行き過ぎとし、外出禁止令の発動を差し止める判断を下したが、トラ首相は「法的解決策を探り時間を失う余裕はない」とし、住民に外出禁止を命じる法令を承認するとした。 スペインでは6月に1日の新規感染者数が平均132人程度まで減少したものの、感染者の増加ペースは7月に入り加速。先週末には333人に達し、カタルーニャ州を中心に100以上の集団感染が発生している。 リェイダ周辺では4日から再び、不急の用事を除き同地域からの移動が禁止されていた。 また、9日からはカタルーニャ州全土の公共の場でのマスク着用が義務付けられた。 スペイン中央政府ではこれまでに、他人と1.5メートルのソーシャル・ディスタンス(社会的距離)が維持できない場合に屋内外でのマスク着用を義務化しているが、保健当局筋によると、国全体でマスク着用を常時義務付ける計画はないという。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナの起源は7年前の中国雲南省の銅山か、武漢研究所が保管 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・抗体なくてもT細胞が新型コロナウイルス退治? 免疫システムで新研究 ・韓国、水族館のイルカショーで虐待議論 「素人のお客」乗せてストレス死も?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。