15日、都内で新たに165人の新型コロナウイルス陽性者が確認された。NHKなど国内メディアが報じた。 陽性者が100人を超えるのはこれで7日連続。この1週間合計では1306人と感染拡大に歯止めがかからない状態だ。 この日確認された陽性者のうち、20代と30代が合わせて105人で全体の64%と依然大半を占めているが、40代以上も50人でおよそ30%となり、感染が世代を超えて広がっていることを示した。また感染経路が不明な人は87人で54%を占めている。 これで都内で確認された陽性者の合計は8354人、東京アラートを解除し休業要請などの規制を緩和した6月11日以降の陽性者は2691人となった。 警戒レベルを最高に引き上げ 東京都ではこうした状況を受けて、毎週木曜日に行っているモニタリング会議を前倒しして15日午後1時から実施。専門家からの感染状況、医療体制状況についての報告を検討して、小池都知事は「現在の状況は感染拡大について都民や事業者に警報を発し、より一層の注意喚起を行う状況にある」と述べ、都として警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。 また、小池都知事は15日夕方の記者会見で、国が22日から開始予定としている「GoToキャンペーン」について、「この企画が準備されたときと現在の状況は変わってきている。都民の方が、都外のホテルを予約しようとしたら、県庁からの指示で都内からの予約は受けられない、と断られるような状況もある。このキャンペーンについて効果があるものにするなら、もう一度よく考えていただきたい」と語り、あくまでキャンペーンを実施する意向の国に対しくぎを刺した。 西村再生相「感染防止を順守しない店舗には休業要請を検討」 西村康稔経済再生相は14日、接待を伴う飲食店での感染者が増加傾向にあることを指摘し、「改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、感染防止策が守られていない店舗に対しては、休業要請を検討する段階にきている」との見方を示した。 休業要請の実施については、現状1都3県で感染が増えていることを踏まえ「生活圏や経済圏も見ながら、首都圏でいえば首都圏全体でやるとか、地域の事情を考えてやらなければならない」と話した。 --> 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計 PCR検査等の結果 感染者の現在の状況 *チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している 【関連記事】 ・東京都、14日の新型コロナ新規感染143人 感染最少の5月23日以降累計3000人突破 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新型コロナの起源は7年前の中国雲南省の銅山か、武漢研究所が保管 ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。