ロシアのプーチン大統領の長期続投に道を開いた憲法改正に反対し、モスクワで抗議デモを行っていた市民100人以上が15日、逮捕された。複数の目撃者と人権監視団体が明らかにした。 この日は約500人がデモに参加し、憲法改正に反対する横断幕を掲げ、プーチン氏に退任を求めるスローガンを唱えた。参加者の多くは「ノー」と記されたマスクを着けていた。 夕方にデモ隊が目抜き通りを行進し始めると、警察が参加者を取り囲んで逮捕を開始。暴徒鎮圧用の装備を整えた警官が、参加者らを強制的に取り押さえ、バンに乗せた。 人権監視団体OVDインフォによると、拘束されたのは100人以上。警察と政府は今のところ、逮捕者数を確認していない。 ロシアでは、今月1日にかけて実施された全国投票を経て憲法改正が成立し、プーチン氏が最長16年間続投できる道が開かれた。 ただ、投票で不正が行われた可能性も指摘されており、20年にわたり政権を握ってきたプーチン氏に退任を求める声が出ている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・東京都、15日の新型コロナ感染165人 警戒レベル最高に引き上げ、小池知事「GoToキャンペーン再考を」 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・中国のスーパースプレッダー、エレベーターに一度乗っただけで71人が2次感染 ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。