2020年米大統領選への土壇場での出馬を表明した米人気ラッパーのカニエ・ウェスト氏(43)が19日、サウスカロライナ州のチャールストンで初めての選挙集会を開いた。 ウェスト氏は1時間以上、話を続け、人工妊娠中絶やポルノを批判。聖書やキリスト教の教えに何度も触れ、両親が自身の中絶を考えていたことを涙ながらに語る場面もあった。 一方、政策に関してイベント参加者に次々に発言させるなど、政策提言を先送りしているようにも見えたほか、場内からブーイングが起こる発言もあり、出馬にどこまで真剣なのかはっきりしなかった。 ウェスト氏は、経済的不平等に関する議論で「(奴隷解放運動家として知られるアフリカ系米国人)ハリエット・タブマンは実際には奴隷を解放しなかった。奴隷の仕事を他の白人にさせただけだった」と発言し、聴衆の不評を買った。 集会の様子はユーチューブで生配信され、地元のテレビ局でも放送された。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・イエス・キリストは白人から黒人に戻る? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・「ベートーベン黒人説」の真偽より大事なこと ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。