東京都の小池都知事は23日、都内で新たに366人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。NHKなど国内メディアが報じた。 陽性者が100人を超えるのはこれで15日連続となる。7月に入って200人を超えるのは10回目となり、7月の合計では4195人と4000人を突破。感染拡大に歯止めがかからない状態だ。 この日確認された陽性者のうち、20代と30代が合わせて232人で全体の63%、40代と50代は74人で20%を占めるているほか、70代が15人、80代が5人、90代が1人と高齢者にも感染が広がっている。また感染経路が不明な人は225人で61%にものぼっている。 これで都内で確認された陽性者の合計は10420人。緊急事態宣言が解除された5月25日以降の累計は5275人と累計の半数を超えた。 東京都では4月17日に206人の感染確認をピークに、徐々に新規陽性者が減り続け、5月23日には新規陽性者が2人まで減少。感染拡大の抑え込みに成功したかに見えたが、その後、新規陽性者が増加。7月に入ってからは連日100人以上の感染拡大が続いている。感染者が2人と最少だった5月23日以降の累計では5291人となっている。 小池都知事は23日午後、この日の感染者数について「20代・30代が6割を占めるが、全世代、特に40代・50代にも広がり、地域についても23区内にとどまらずに多摩地域にも広がっている。また感染経路も、若年層の会食やパーティー、それから保育園での施設内感染など色々と広がりがある。若い方でも重症化のリスクはあり、重症者は昨日18人、今日また3人増えて21人が重症となっている」と感染の拡大、重症者の増加に危機感を表した。 また、感染者が急増した点については「濃厚接触者をずっと調べて、そこに検査をかけている。無症状の方が15%ということで、検査体制も整ってきているという証左でもある」と語り、集団検査などで増えた訳でないと説明。 さらに、開会までちょうど1年となった東京五輪については「これからの1年間、最大のポイントはコロナ対策になる。IOCと組織委員会、国、そしてもちろん東京都が危機管理体制をしっかり作ることで、このコロナに打ち勝った証しとしての東京大会にしていく」と語った。 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数 *こちらの数値は速報値ベースです。 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計 *こちらの数値は速報値ベースです。 PCR検査等の結果 感染者の現在の状況 *チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している 【関連記事】 ・感染防止「総力挙げないとNYの二の舞」=東大・児玉氏 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・東京都、新型コロナウイルス新規感染237人 小池都知事「4連休、高齢者や既往症もつ方は外出控えて」 ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月28日号(7月21日発売)は「コロナで変わる日本的経営」特集。永遠のテーマ「生産性の低さ」の原因は何か? 危機下で露呈した日本企業の成長を妨げる7大問題とは? 克服すべき課題と、その先にある復活への道筋を探る。