米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは22日、米政府から19億5000万ドルを受け取り、両社が開発する新型コロナウイルスワクチン1億回分を提供する契約を締結したと発表した。 5億回分の追加供給の可能性もあるという。 アザー厚生長官はFOXニュースに対し、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用認可を得られれば、ファイザーが12月から1億回分のワクチンを提供する契約に署名したと確認した。 厚生省によると、コロナワクチンは無償で国民に提供される見通し。ただし、医療保険への負担は求められる可能性がある。 ファイザーとビオンテックの臨床試験(治験)では、1人に対し2回の接種を行うことにしている。このため、1億回分のワクチンを受けられる人数は5000万人となる。 2回の接種にかかる費用は39ドルとみられる。 ファイザーとビオンテックが開発するコロナワクチン候補は小規模な初期データで有望な結果が出ており、近く大規模な臨床試験が実施される。両社は、早ければ10月にも規制当局に認可取得を申請する用意が整う見通しとした。 臨床試験の結果次第だが、両社は現時点で、年末までに世界で最大1億回分、来年末までに13億回分超のワクチン製造を見込んでいる。 発表を受け、ファイザーは米株式市場で4%強上昇した。 [ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、22日の新型コロナウイルス新規感染238人 小池知事「感染第2波という心構えで警戒を」 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・がんを発症の4年前に発見する血液検査 ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月28日号(7月21日発売)は「コロナで変わる日本的経営」特集。永遠のテーマ「生産性の低さ」の原因は何か? 危機下で露呈した日本企業の成長を妨げる7大問題とは? 克服すべき課題と、その先にある復活への道筋を探る。